記憶の悲しみ

2001年6月9日
この間、パンタ笛吹という人の書いた、
「ベストパートナーと出会う本」というのを買ってみた。
内容は、まあ、そうなのね、という感じだったけど、付録に小さい音楽CDがついていた。
内容はNLP(神経言語プログラミング)に基づいた瞑想CD(怪しげ)ということだった。

わたしは、NLPというものに、ちょっと嫌悪感があって、それは何故かというと、これのワークを受けている人2、3人と話しをしたときに、
いいたいことがうまく伝わってないな、ということがあって、必ず「日本語って難しいですね」といわれた経験があるからなのだ。

まあ、それは置いといて、とりあえず、CDを聴いてみることにした。
まず、自分の悲しい想い出をセピア色の写真にして、手のひらで丸め、暖炉にくべてしまうということを、イメージの中で行う。
これは、なんとかできた。
自分の中で、悲しい思い出も、かなり昇華されてしまったみたいで、思い出すのに苦労した。
いちばんつらかったとき、といわれても、どれもたいしたことないような気がしてしまうのだ。

次は、いちばん楽しかった思い出を思い出す。
のだが、思い出せない。候補も上がらない。
わたしは今までこんなにもどうでもよく生きてきたのかと愕然とした。

きっとこれが思い出せるようになれば、いつでも、しあわせなイメージをつくれるようになるんだろうけれど。


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